もっと自由に

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オープン初日。何をどんな順番でかけるかまでは決めていなかったが、絶対にかけたいアルバムがあった。

それはPenguinCafeOrchestra/Music From The Penguin Cafe だった。

無国籍で自由で、繊細で大胆で、美しく楽しい。アンビエントや環境音楽というカテゴリーでは収まりきれない実験的な音の”遊び”がとても心地いい。

Pegは ・・・〜料理といったカテゴライズされた名前を置いていない。自分自身がカテゴリーというものから解放されたくて、これからも変幻自在に変わっていくだろうと思っているからだ。

あとは来てくれたお客様が感じたままに、どんなお店か決めてくれたらいいなと思っている。

音楽でも、あれはロックだ!ロックじゃない!とか本当はどうでもよくて、自分がロックだと感じたらそれはロックだと思っていい。

““ペンギン・カフェは、音楽におき、かつて他には無い、ユニークな地位を占め続ける。エスニックでチャーミングで、包容力があり、驚きに満ち、魅力的で、温かく、確かであり、控えめで、忘れ難い。これぞ真の友人だ。””

レーベルの主宰だったブライアンイーノはこうコメントを残している。

自分も料理とおもてなしを通して、
こんな表現が出来たらいいな〜との憧れもあって
このレコードを手に取った。

でも、本当に好きなのは2ndなんだけどね、、!

ひとりなので、オーケストラのように何役もできないが、何重にも重なる音を料理に置き換えて、実験的な表現を模索したい。そうだ、もっと自由でいいんだよな〜そう思わせてくれる音の数々が頑固な頭を柔らかくしてくれる。

とか言って自由という言葉を意識するあまり自由に縛られている気もする、、、笑

まずは自らが楽しみ、”自由”に遊べるように
基本はしっかり。時にはみ出して。

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