ズッキーニから教えてもらうこと

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宇城のたから農園からズッキーニが大量に取れ過ぎている!と連絡があった。

沢山送ってください!と意気込んでみたのはいいものの、もともとのポテンシャルが高いのでなかなか形にするのが難しかった。イタリア品種のココゼリとブラックビューティー。固定種で10年種とりされている。(!)
千切りやスライスにしてサラダで食べるのも美味しいし、シンプルにローストして塩と油で食べても美味しい。やや芯を残すのか、しっかり火を入れるのかで美味しさが変わってくる。どう食べたいかで切り方や調理法を変えれば、ひとつの野菜でも幾通りの表現が出来る。

と、偉そうに言ってみたが、実際に大量のズッキーニを前にするとなかなかアイデアが浮かばないものだ。。!
しかし、自分はそういう追い込まれた時にこそ新しいものが生まれる傾向にある。追い込まれるのは嫌なくせに、結局追い込んでるのは自分自身だったりする。


自由にやっていいよと言われると実は難しくて、少しだけ制約された時に本当の自由を発揮したりする。

肝心のズッキーニはどうなったのか。
スープにでもしようかと思い、多めのバターに刻んだ生姜を入れ香りを移したのち、厚めに輪切りしたズッキーニを投入。油分を全体に回して塩を入れ蓋をして蒸し煮。水分が出てくたくたになったら火を止め、氷水で冷ましブレンダーでピュレにした。

ここまではスープにする気満々。でも待てよ、まだ別のスープもあるしな〜と考えてたら結果プリンになった。。
(どうしてそうなった!)

こんなのはいつものこと
毎日が予定不調和で即興演奏。


さてと。今日も失敗を楽むかっ。

※プリンは美味しかった

Hiromi